花粉症（花粉症になった理由）

アレルギーを説明する為には、
IgEというものを説明しなければなりません。
花粉症の症状も、このIgEというものが、
大きく関わっていることになるのです。

体内で作られる抗体にはIgE、IgA、IgM、IgGという
５種類があります。
花粉症に関わる抗体はIgEという抗体になります。
通常は鼻粘膜などに異常があった場合、働く抗体は
IgGという抗体です。
それなのに、なぜ、IgEという抗体が
でてきてしまうのか。
このIgEという抗体が、鼻粘膜に現れるということが、
既に異常事態ということなのです。

なぜ?と思いますが、このことが解明されていない
ということなのですね。
しいていえることは、日常生活にIgGという抗体が
必要ない環境になっているということがいえるようです。
普段外敵から花粘膜を守る必要がない状態に
なってしまっている、ということでしょうか。

また、以前の空気とはちがい、花粉、化学物質
という今までになかった悪い物質が異常にあることから、
IgGという抗体では足りず、IgEの出番がきている、
ということもいわれています。

花粉症の原因となっている花粉、壁材等から出る
化学物質等に、人間の体の免疫機能が面食らっている
という状態、ということもいえるようです。

こうして考えてみると、スギ花粉の増加ということも、
花粉症の増加を助長した原因となりますが、
人間が作り出した世界、環境によって
花粉症などのアレルギーが多くなってしまった、
ということもいえるようです。

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